金谷美術館「大島士一展 ー情熱・哀愁・歓喜ー」

金谷美術館「大島士一展 ー情熱・哀愁・歓喜ー」

展覧会概要

このたび金谷美術館では、油彩画家 大島士一氏の初となる個展を行います。

大島士一(1911-1998)は東京に生まれ、宮内省で内大臣秘書官、宮中顧問官をつとめた祖父・日高秩父の家で育ちました。
明治時代の女性としては珍しく油彩画家として自立していた叔母・日高文子の影響を受け、大島は画家を志すようになります。
東京美術学校油画科を卒業後は日展を舞台に活躍し、日洋会のあゆみを支えました。

大島士一は昭和初期から平成初期にかけて女性をモチーフにした油彩画を手がけており、画家の色鮮やかな色彩は当時の女性たちの服飾や流行、風俗を写しとっています。
また大島が情熱を注いだのは、スペイン舞踏「フラメンコ」の踊り子達を主題として描くことでした。大島はスペインの取材旅行を通して体験した、フラメンコの神髄である悲壮、哀愁、憂愁、歓喜、情熱といった感情の動きを、モデルの踊り子達とともにキャンバスに焼き付けています。

大島士一の画業を振り返る、鮮やかな色彩をたたえた作品の数々をご覧下さい。

展覧会詳細

日時:
2015.4.9(木)~2015.6.7(日)
※毎週水曜日休館
※祝日の場合はその翌日

時間:
午前10時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)

入館料:
大人・大学生:800円
中高生・65歳以上500円
小学生200円
小学生未満無料
※土日祝は小学生無料

主催:
公益財団法人 金谷美術館

特別協力:
公益財団法人日本美術協会 上野の森美術館

後援:
チバテレビ、君津市教育委員会、鋸南町教育委員会、館山市教育委員会、富津市教育委員会、南房総市教育委員会

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